「醤油」の基礎知識|その歴史・種類・製法・地域性
ここは、「ふるさとうまいもの大全集」の「醤油の基礎知識」について解説した記事ページです。
「醤油」の歴史、種類から、製法、地域性といった、醤油そのものを全般的に把握する上で必要な情報を幅広く網羅して解説しています。
白醤油・溜醤油といった珍しいタイプの醤油も含めて幅広く取り上げており、味や風味の情報もできる限り記述しているため、あまり醤油に詳しくない方でも簡単に広く概要を理解できるように工夫しています。
醤油は一般的に、上の表のように大きく5つに分類されます。まずはこれが基本中の基本の知識となります。
以下、詳細を解説していきます。
1.「醤油」とは
「醤油」とは、主な原料として大豆・小麦・塩を使用し、麹菌の働きで発酵・熟成させて作られた「液体発酵調味料」のことです。
「液体発酵調味料」とは、人にとってよい働きをする微生物を使って、原料を発酵させ、旨味やコクを引き出した液体調味料全般を指します。
他には、みりんやお酢などが仲間です。
「醤油」の歴史
醤油の元となった「醤(ひしお)」が広まったのは飛鳥時代(592年)だと言われています。
醤は「草醤(くさびしお)・肉醤(ししびしお)・穀醤(こくびしお)」に分けられ、野菜や魚、肉などを塩漬けにして発酵させた中国発祥の調味料の総称を指し、これが醤油の前身だと言われています。
その後、現代の「醤油」に近いものができたのは鎌倉時代(1185年)と言われています。
心地覚心(しんちかくしん)という僧侶が、中国から持ち帰った味噌の製造方法で味噌を作っている時に、味噌樽の底に溜まった液体が醤油の原型だと言われています。
その後、安土桃山時代(1573年)には「醤油」という言葉が登場しました。
2.「醤油の種類」について
農林水産省が定める日本農林規格等による法律(JAS法)によると、醤油の種類は「5種類」に分けることができます。
それぞれ「製造方法」や「よく使われている地域」「色」「味」「香り」の特徴は異なります。
以下では5種類の醤油に関する特徴について詳しく解説していきます。
| 種類 | 色 | 大豆:小麦 | 塩分 | 主な産地 | おすすめ料理 |
|---|---|---|---|---|---|
| 白醤油 | 淡い琥珀色 | 1:9 | 約17% | 愛知県碧南市 | お吸い物・茶碗蒸し・卵かけご飯 |
| 淡口醤油 | やや淡い赤褐色 | 5:5 | 約18〜19% | 関西(兵庫県たつの市など) | うどん・おひたし・白身魚の刺身 |
| 濃口醤油 | 赤褐色 | 5:5 | 約16% | 全国 | 煮物・炒め物・刺身 |
| 再仕込醤油 | 濃い赤褐色 | 5:5 | 約12% | 山陰〜北九州 | マグロの刺身・ステーキ・揚げ物 |
| 溜醤油 | 最も濃い褐色 | 9:1 | 約15% | 愛知・三重・岐阜 | 焼肉・すき焼き・ウナギのかば焼き |
1. 白醤油
白醤油は、愛知県碧南市で生まれた醤油で、国内出荷量は全体の1%にも満たない希少な存在です。
名前の通り「白い」醤油で、淡口醤油よりもさらに淡い琥珀色をしているのが特徴です。
原料は大豆1割・小麦9割と小麦が主体で、熟成期間もおよそ3か月と非常に短く仕上げられます。
そのため、小麦由来のしっかりとした甘みとやわらかな風味が感じられますが、見た目に反して塩味が強く、つい使いすぎて料理が塩辛くなってしまうこともあります。
香りも独特で、淡くまろやかな小麦の香りがふんわりと広がります。
白醤油に合う料理
白醤油の最大の特徴は、料理に色を付けないことです。
そのため「醤油と塩の中間」のような調味料として扱われ、茶わん蒸しや卵焼きなどの卵料理、お吸い物などの澄んだ汁物によく使われます。
また、鍋のベースやうどん出汁など、だしを活かす料理にも相性が良いのが特徴です。
2. 淡口(うすくち)醤油
淡口(うすくち)醤油は、関西で生まれた色の淡い醤油で、西日本を中心に広く使われています。
塩分濃度は約18〜19%と高く、濃口醤油よりも約1割ほど食塩を多く使用しているため、しっかりとした塩味が特徴です。
製法自体は濃口醤油と同じですが、色が濃くならないように工夫されており、熟成期間を短くすることで淡い色を保っています。
香りは濃口醤油のように強く主張するタイプではなく、非常に穏やかで上品な風味が魅力です。
淡口醤油に合う料理
淡口醤油は、西日本の中でも特に京料理でよく使われます。
色が淡いため、食材に余計な色を付けず、少量でしっかりと塩味を加えられるのが特徴です。
塩やレモンの代わりとしても使うことができ、素材の味を引き立てる調味料として重宝されています。
料理との相性も良く、茶碗蒸し・卵焼きなどの卵料理や、白身魚の刺身など、繊細な味わいを大切にする料理に最適です。
3. 濃口醤油
濃口醤油は、日本全国で最も一般的に使われている醤油で、北海道から沖縄まで幅広く親しまれています。
農林水産省の調査では、国内出荷量の約8割を占めるほど、日常的に使われている代表的な醤油です。
塩味とうま味のバランスが良く、どんな料理にも合わせやすいのが特徴です。
色は赤褐色から濃い褐色まで幅があり、光にかざすと鮮やかな赤みが見えるのも魅力のひとつです。
また、深みのある芳醇な香りを持ち、加熱することでさらに香ばしさが引き立ちます。
濃口醤油に合う料理
濃口醤油は「万能」といわれるほど幅広い料理に使える、日本食に欠かせない調味料です。
カレイの煮付けや豚の角煮などの煮物・煮込み料理はもちろん、生姜焼きや焼きおにぎりといった焼き物・照り焼き料理にもよく合います。
さらに、マグロやブリなどの赤身魚の刺身とも相性が良く、素材の旨みをしっかり引き立てます。
4. 再仕込醤油
再仕込醤油は、濃厚で旨みが強い醤油として知られ、国内出荷量はわずか1%程度という希少な醤油です。
通常の醤油が大豆と小麦の麹に食塩水を加えて仕込むのに対し、再仕込醤油は食塩水の代わりに一度搾った生醤油を用いて再び仕込むことから、この名が付けられています。
主に山陰エリアから北九州にかけて使われており、旨みが強く、しっかりとしたコクが感じられるのが特徴です。
また、一般的な濃口醤油に比べてとろみがあり、食材に絡みやすい点も魅力です。
生揚醤油を使って仕込むため、香りは濃口醤油よりも格段に強く、重厚感と奥行きのある香りを楽しむことができます。
再仕込醤油に合う料理
再仕込醤油の魅力は、濃厚な味わいと強いうま味にあります。
特に相性が良いのはマグロの刺身で、生臭さを抑えつつ、魚の旨みをしっかり引き立ててくれます。
また、フライやカツなどの揚げ物、ステーキなどの肉料理に「つける・かける」使い方もおすすめです。
5. 溜醤油
溜醤油は、愛知・三重・岐阜を中心とした東海地方で作られている醤油です。
大豆の使用割合が高く、さらに熟成期間が非常に長いため、色が濃く深みのある味わいに仕上がるのが特徴です。
最大の特徴は、長期熟成による強いうま味で、一般的な濃口醤油の約2倍もの旨みを持つといわれています。
香りも独特で、芳醇な香りがあり、加熱するとより香ばしさが引き立ちます。
また、大豆の使用量が多く、製造工程も味噌に近いため、味噌のような香りを感じられるのも溜醤油ならではです。
溜醤油に合う料理
溜醤油の濃厚なコクとうま味は、肉の脂との相性が抜群です。
愛知県で親しまれている手羽先にもよく使われており、旨みをしっかり引き立ててくれます。
また、焼肉やすき焼きのたれとしても重宝され、加熱することでさらにまろやかさとうま味が増し、深いコクのある味わいを楽しめます。
3. 地域ごとによく使われる「醤油」
食文化や気候、歴史などの違いから、日常的に使われる醤油にも地域性が表れます。5種類の醤油を地域ごとにまとめると以下のようになります。
北海道・東北・関東・中国四国・沖縄エリア
全国出荷量の80%を占めるほど全国各地で使われているのが「濃口醤油」です。
地域性を問わず家庭料理などに使われ、煮物・焼き物・刺身など幅広く使われています。
関西エリア
京料理をはじめとする関西の食文化を支えるのが「淡口醤油」です。
色が淡く上品な香りは、食材を生かした料理に欠かせない存在です。
山陰・九州エリア
濃厚でコクのある「再仕込醤油」は、「甘口醤油」として人気があります。
旅行で九州に行った際、普段使っている醤油との違いにビックリした人もいると思います。
食材によく絡むので、刺身などによく合います。
三重・愛知・岐阜エリア
醤油の中で一番古い歴史を持つ「溜醤油」は東海エリアの食文化とともに発展してきました。
色の濃さと深い味わいは、愛知県で愛される手羽先やすき焼きのタレなど、まろやかでうま味が凝縮しています。
愛知県碧南市エリア
全国的な区分とは別に、特定の地域でのみ発展した非常に珍しい醤油文化も存在します。
国内出荷量の1%にも満たない希少な「白醤油」は、「塩の流通」とともに発展してきたと言われています。
愛知県碧南市では、古くから伊勢湾の港町として栄え、塩の流通が盛んでした。
4.「醤油の製法」について
農林水産省が定める日本農林規格等による法律(JAS法)によると、醤油の製造方法は「3種類」に分けることができます。
醤油の3つの製造方法
- 本醸造方式:アミノ酸を加えず、発酵・熟成のみで作る伝統製法
- 混合醸造方式:もろみにアミノ酸液を加えて熟成させる製法
- 混合方式:搾った醤油にアミノ酸液を後から加える製法
それぞれの違いは、アミノ酸を入れるかどうかと、アミノ酸を入れるタイミングにあります。
本醸造方式の場合はアミノ酸を入れず、混合醸造方式の場合は諸味に添加し醸造して馴染ませます。そして混合方式の場合は搾った醤油にアミノ酸を添加します。
以下では3種類の製造方法についてそれぞれ詳しく解説します。
本醸造方式
本醸造方式は、麹菌の力を活かして醤油を仕込む、江戸時代から続く伝統的な製造方法です。
現在流通している醤油の約90%がこの本醸造方式で作られており、最も一般的な製法といえます。
本醸造ではアミノ酸を添加しないことが多く、大豆・小麦・食塩が主原料となります。
発酵・熟成の過程で、大豆はアミノ酸へ、小麦はブドウ糖へと分解され、醤油特有の旨みと香りが生まれます。
特に関東地方では、家庭で使われる醤油の多くが本醸造で作られており、日常的に親しまれている製法です。
混合醸造方式
混合醸造方式は、本醸造方式とアミノ酸液を使う混合方式の中間に位置する製造方法です。
本醸造の工程でできた「もろみ」にアミノ酸液を加えて熟成させることで、発酵が促進され、本醸造よりも短い期間で仕上げることができます。
アミノ酸を加えることで旨みが広がり、奥行きのあるコクが生まれるのが特徴です。
その味わいから「甘い醤油」として親しまれ、特に九州や北陸地方で好まれています。
混合方式
混合方式は、本醸造方式と混合醸造方式のそれぞれの良さを組み合わせた製造方法です。
諸味にアミノ酸を加えて醸造し、味をなじませるのが特徴です。
混合醸造方式との大きな違いは、アミノ酸を加えるタイミングにあります。
混合醸造方式が「もろみ」にアミノ酸を加えて熟成させるのに対し、混合方式では搾ったあとの醤油にアミノ酸を加える点が異なります。
味わいは混合醸造方式と同様に甘みがあり、「甘い醤油」として九州や北陸地方で広く親しまれています。
5.「醤油の等級」について
農林水産省が定める日本農林規格(JAS法)では、醤油は「標準・上級・特級・特選・超特選」の5つの等級に分類されています。
これらの等級は、醤油のラベルにもよく記載されており、旨み成分である窒素含有量や色味によって決められます。
ただし、等級が低い=味が劣るという意味ではなく、料理の用途に合わせて使い分けられるように設定された基準です。
| 等級 | 全窒素量(うま味成分) | 特徴 | おすすめ料理 |
|---|---|---|---|
| 標準 | 1.20%以上 | 手ごろな価格で使いやすい | 大量調理・加工食品 |
| 上級 | 1.35%以上 | 風味が少し控えめでクセが少ない | 煮物・炒め物(日常使い) |
| 特級 | 1.50%以上 | 濃厚なうま味と上品な風味 | 刺身・お寿司などの「かけ・つけ」 |
| 特選 | 1.65%以上 | 特級よりも高品質で上品な風味 | 高級料理・贈答品として |
| 超特選 | 1.80%以上 | 最高級。うま味・コクが非常に強い | 高級料理・贈答品として |
6. おすすめ「醤油醸造元」のご紹介
白醤油の醸造元
日東醸造
日東醸造(愛知県碧南市)
白醤油が誕生した1802年から伝統製法を守り続け、いまも80本もの木桶で仕込みを行う、白醤油を代表する老舗蔵元です。
長い歴史の中で磨かれた技は、醤油業界で最も権威ある「全国醤油品評会」でも高く評価され、2024年には白醤油が、2025年には溜醤油が、それぞれ最高賞である「農林水産大臣賞」を受賞しています。
一般的な白醤油より2.5%ほど塩分が低く、よりまろやかで上品な味わいが特徴です。
素材の色と香りをそっと引き立てるため、雑煮、おでん、うどん、寄せ鍋など、やさしい味わいの料理にぴったりです。
ヤマシン醸造
ヤマシン醸造(愛知県碧南市)
白醤油が誕生した1802年から伝統製法を守り続け、いまも80本もの木桶で仕込みを行う、白醤油を代表する老舗蔵元です。
長い歴史の中で磨かれた技は、醤油業界で最も権威ある「全国醤油品評会」でも高く評価され、2024年には白醤油が、2025年には溜醤油が、それぞれ最高賞である「農林水産大臣賞」を受賞しています。
その技の粋を集めた一本が、極(きわみ)白醤油です。
一般的な白醤油より2.5%ほど塩分が低く、よりまろやかで上品な味わいが特徴です。
素材の色と香りをそっと引き立てるため、雑煮、おでん、うどん、寄せ鍋など、やさしい味わいの料理にぴったりです。
ヤマシン醸造の「極(きわみ)白醤油」はこちら淡口醤油の醸造元
末廣醤油
末廣醤油(兵庫県たつの市)
淡口醤油発祥の地として知られる兵庫県たつの市で、明治12年から天然醸造の淡口醤油をつくり続ける蔵元です。
国産小麦・大豆を100%使用し、夏には鮎が泳ぐ清流・揖保川の水を仕込みに用いることで、淡口醤油ならではの澄んだ味わいを引き出しています。
料理との相性も良く、白身魚のお刺身、だし巻き卵、おでんなど、素材の色や風味を生かしたい一品にぴったりです。
末廣醤油の「龍野 本造り うすくちしょうゆ」はこちら片山醤油
片山醤油(奈良県)
昭和6年に創業し、奈良県中部の山間にある静かな村で、地元産の大豆を使い、杉の木桶で丁寧に仕込む無添加醤油をつくり続ける蔵元です。
醤油への情熱と探究心は底知れず、通常は混ぜない溜醤油をあえてブレンドしてみるなど、常識にとらわれない挑戦も惜しまない存在です。数々の試行錯誤を積み重ねてきた経験から、同業者からも頼られる「兄貴分」のような蔵元として知られています。
味わいはやさしく、豆腐や卵料理、白身魚のお刺身など、素材の繊細さを生かしたい料理と相性抜群です。
片山醤油の「大鉄砲 うすくち醤油」はこちら濃口醤油の醸造元
八木澤商店
八木澤商店(岩手県陸前高田市)
東日本大震災で蔵も設備もすべて流されたと思われていた中、いくつもの偶然が重なって発見された震災前の「奇跡のもろみ」。
その貴重なもろみから生まれた醤油「奇跡の醤(ひしお)」は、蔵元の象徴ともいえる看板商品です。
2015年度にはグッドデザイン賞を受賞しており、岩手県産の大豆と小麦を使い、天然醸造でじっくり仕込むことで、深い旨みと余韻のある味わいに仕上がっています。
料理との相性も幅広く、厚揚げ、豚肉の炒め物、白身魚など、素材の旨みを引き立てたい一品にぴったりです。
八木澤商店の「奇跡の醤」はこちら今野醸造
今野醸造(宮城県加美町)
醤油業界で最も権威ある「全国醤油品評会」において、最高賞である農林水産大臣賞を7回受賞した看板商品「吟醸」は、ほんのりとした甘みが特徴で、蔵元の技と誇りを象徴する一本です。
この蔵は、江戸時代から農業を営んでいた家が、明治36年(1903年)に宮城県加美町で創業しました。地元の風土に根ざし、丁寧な醸造を続けてきた歴史が、味わいの奥行きを支えています。
「吟醸」は赤身の刺身によく合いますが、特に炒め物・煮炊き・スープとの相性も抜群です。
今野醸造の「本醸造吟醸」はこちら弓削多醤油
弓削多醤油(埼玉県坂戸市)
2023年に創業100周年を迎えた弓削多醤油は、100周年を記念して地元材と桶職人による木桶づくりプロジェクトも始動し、伝統製法を未来へつないでいます。
蔵元が運営する「醤遊王国」では仕込みの様子を見学でき、希少な「吟醸純生しょうゆ」を自分で搾れる体験ができます。
また国際味覚審査機構 iTQi では、2018年に有機醤油と柚子醤油が3ツ星を受賞しました。有機醤油は、国内産の有機大豆・有機小麦を木桶で発酵・熟成させた、有機JAS認証の代表作です。
香りがよく旨みが豊かで、つけ醤油にも煮物にも使える万能タイプです。特に煮物では、赤く澄んだ色合いが料理を美しく引き立てます。
弓削多醤油の「有機醤油」はこちら再仕込醤油の醸造元
高砂醤油本店
高砂醤油本店(島根県出雲市)
明治10年、島根県出雲市で創業した老舗醤油蔵。
再仕込醤油発祥の地・山口県で製法を学び、その技を受け継ぎながら製造・販売を続けています。
この地域では珍しく、「混合醸造の再仕込醤油」が主流で、今でも家庭の約9割が再仕込醤油を使うという、地域に根付いた独自の食文化が息づいています。
昭和9年・10年には、看板商品である再仕込醤油「紅梅(かけじょうゆ)」が、島根県醤油品評会で特選を受賞しました。
食塩水の代わりに生醤油を使って仕込むため、旨みが濃く、深いコクが特徴です。鳥そぼろ丼、豚の角煮、サバの煮つけなど、甘辛い煮物や丼ものとの相性が抜群です。
高砂醤油本店の「再仕込醤油(かけじょうゆ)紅梅」はこちらヤマロク醤油
ヤマロク醤油(香川県小豆島)
江戸時代末期〜明治初期に創業し、すべてを木桶仕込みで行う伝統的な蔵。
微生物の力を最大限に活かす昔ながらの醸造を守り続けています。
蔵は年中無休で開放され、5代目・山本康夫さんが「木桶」を軸に本物の醤油文化を発信しています。
自ら桶造りを学び、桶職人の復活、蔵元ネットワークの構築、さらには輸出促進まで、先頭に立って取り組んでいます。
看板商品である「鶴醤(つるびしお)」は、約4年もの歳月をかけて熟成させます。
深いコクとまろやかさが特徴で、楽天の「再仕込みしょうゆランキング1位」を獲得した人気商品です。
溜醤油の醸造元
東海醸造
東海醸造(三重県鈴鹿市)
濃口・淡口・溜・白の4種類すべてを手がける、全国でも稀有な醤油蔵。
風味や色に対するお客様の細やかな要望に応えたいという想い、そして蔵人たちの尽きない好奇心が、この多彩な醤油づくりを支えています。
仕込みはすべて木桶樽で、微生物の力を活かした昔ながらの発酵を守り続け、江戸時代から300年にわたり醸造を続けてきた歴史ある蔵です。
なかでも、5年以上かけて木桶の底から自然に滴り落ちる溜醤油「底引きたまり」は、今ではほとんど見られない「幻の製法」による逸品。
とろりと濃厚で旨味が強く、赤身魚や脂ののった魚の力強い味わいにも負けない深いコクが魅力です。
東海醸造の「底引きたまり」はこちらヤマミ醸造
ヤマミ醸造(愛知県半田市)
江戸時代から醸造業が盛んな愛知県半田市で希少な「溜醤油」を作る蔵元。
国内生産量の「1.6%」しか出回らない「溜醤油」は、一般的な醤油に比べて醸造期間が長く、深いコクと味に奥行きを生み出します。
代表的な商品である「頑固おやじの一滴 底引きたまり」は、一般的な濃口醤油と比べて2倍以上のアミノ酸が含まれ、天然のうま味が際立つ醤油になっています。
トロやブリといった刺身だけでなく、焼肉のタレやすき焼きの割下などにも使われるなど、脂の旨味と溜醤油の甘みが最高にマッチします。
ヤマミ醤油の「頑固おやじの一滴 底引きたまり」はこちら



















